ジャレッド・パダレッキ(Jared Padalecki)

193cmの長身と優しい物腰で『スーパーナチュラル』のサム・ウィンチェスターを演じているジャレッド・パダレッキ。彼はここ15年、ひっきりなく俳優業に打ち込んできた。

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『スーパーナチュラル』の共演者ジェンセン・アクレスと同じくテキサスで生まれたジャレッドが演技を学び始めたのは12歳の時。初仕事は1999年のファミリー映画『A Little Inside(原題)』。翌2000年に始まった青春ドラマ『ギルモア・ガールズ』で主人公ローリーのボーイフレンド、ディーン役に起用され、テキサス大学を中退。2005年まで同役を演じて注目を集めた後、『スーパーナチュラル』への出演が決まった。

TVシリーズで次々とレギュラーを務める一方、忙しい合間を縫って映画にも出演。2004年には『ニューヨーク・ミニット』でメアリー=ケイト&アシュレー・オルセン姉妹(『フルハウス』)演じる双子がそろって惹かれる青年に扮したほか、アクション映画のリメイク『フライト・オブ・フェニックス』ではデニス・クエイドやジョヴァンニ・リビシと共演。2005年には『24 -TWENTY FOUR-』のキム・バウアー役でおなじみのエリシャ・カスバートが主演したホラー映画『蝋人形の館』にも姿を見せた。

順風満帆なキャリアを送ってきたかに見えるジャレッドだが、失意も経験している。2003年のファミリーコメディ映画『12人のパパ』で主要キャラクターのオーディションを受けていた時、人気ドラマ『冒険野郎マクガイバー』のリブート版『Young MacGyver(原題)』で主役の座を手にしたため、そちらを優先。しかし、このドラマはシリーズ化にこぎ着けることができず、一方で端役に回った『12人のパパ』は大ヒットを記録した。また、2007年に始まったMTVのホラー番組『Room 401(原題)』ではホスト役を務めるも、視聴率が芳しくなく1シーズンで終了。そして、名優ピーター・オトゥールと共演した映画『Christmas Cottage(原題)』は、ファイナルカット権などをめぐり公開が1年延びた(2008年)こともあってか、興行収入は4万ドル(約400万円)と振るわなかった。

『スーパーナチュラル』でサムとディーンの兄弟は悪魔などとの戦いを通して多くの闇を経験するが、ジャレッド自身も苦しい時を過ごしており、2015年3月にうつと闘っていることを告白した。だが、サム同様、彼には支えてくれる家族や仲間がいる。さらには自ら設立した精神疾患と闘う人々を支える団体「Always Keep Fighting」のため、ジェンセンとともにTシャツの売上を寄付するなど、自分と同じように闘う人たちにも手を差し伸べている。12年目に突入した人気シリーズでサムが愛され続ける理由は、そんな誠実なジャレッドの姿を反映しているからなのだろう。

■ジャレッド・パダレッキのプロフィール
1982年7月19日 米テキサス州サンアントニオ生まれ

■役柄イメージ
優しくて繊細な青年

■主な作品
テレビ:
『ギルモア・ガールズ:イヤー・イン・ライフ』(2015)
スーパーナチュラル』(2005~)
『クライ・ウルフ 殺人ゲーム』(2005)TV映画
『ヤング・スーパーマン』(2004~2005)
『ギルモア・ガールズ』(2000~2005)
『イルカがいた夏』(2002)TV映画
『ER 緊急救命室』(2000〜2001)

映画:
『13日の金曜日』(2009)
蝋人形の館』(2005)
『ニューヨーク・ミニット』(2004)
フライト・オブ・フェニックス』(2004)
『12人のパパ』(2003)

■私生活
・『スーパーナチュラル』で共演もしたサンドラ・マッコイにパリでプロポーズして2008年に婚約するが、のちに破局

・『スーパーナチュラル』のルビーを演じたジュヌヴィエーヴ・コルテーゼと交際するようになり、2010年に結婚

・2012年に長男、2013年に次男が誕生。2017年春に3人目の子どもが誕生予定

■トリビア

・FOXのコンテストに優勝し、1999年のティーン・チョイス・アワードに出席

・『ギルモア・ガールズ』ではメインキャストの中で最年少だった

・スーパーマンの映画『マン・オブ・スティール』で主役候補だった(結局、役はヘンリー・カヴィルのものに)

・『ギルモア・ガールズ』と『蝋人形の館』で共演したチャド・マイケル・マーレイは親友

・『12人のパパ』の共演者で、『スーパーナチュラル』と同じくバンクーバーで撮影していた『ヤング・スーパーマン』の主役トム・ウェリングも親友

・結婚式で新郎の付添人の一人を務めたのは『スーパーナチュラル』で兄ディーンを演じるジェンセン・アクレス。ベストマンは実生活での兄ジェフが担当した

・撮影中に共演者といたずら遊びをするのが大好き

・チェスが得意

・高校時代に教わっていたスピーチの教師はマット・ボマー(『ホワイトカラー』)と同じ

・いつもやっているおまじないは、車を運転中に黄色信号で通過する時、あるいは飛行機に載る時に、指にキスをすること

Photo:ジャレッド・パダレッキ
(C) Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net

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