エミリア・クラーク(Emilia Clarke)

2011年から放送されている大河ファンタジードラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でメインキャラクターの一人、デナーリス・ターガリエン役を演じて世界的な知名度を得たエミリア・クラーク。七つの国を率いていた王だった父が殺され、幼くして他国で暮らすことを余儀なくされてきた王女デナーリスは男性優位の世界で強い意志をもって道を切り開いていくというキャラクターだが、まるでその役とシンクロするようにエミリアは女優としてのキャリアを築いてきた。

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女優になりたいと初めて思ったのは3歳のこと。舞台音楽を担当する父親が手掛けた舞台『ショウボート』を観て、幼くして演技の世界に魅せられた。そして学校でいくつかの劇に出演した後、コリン・ファースやピアース・ブロスナンが学んだロンドンの演劇学校で学ぶ。そこへ通っていた2009年、英のソープドラマ『Doctors(原題)』でTVデビューを飾った。

そして演劇学校を卒業して複数の仕事を掛け持ちしていた彼女は翌2010年、『ゲーム・オブ・スローンズ』のデナーリス役を獲得。もともとこの役はタムジン・マーチャント(『THE TUDORS ~背徳の王冠~』)がパイロット版で演じていたが、タムジンが降りたことでエミリアに回ってきたという経緯がある。背があまり高くなく(157cm)豊満で髪がブルネットのエミリアは、背が高くスラリとしていて金髪という原作のデナーリスの容姿とは大きく異なっているものの、その演技力で見事に役を手にし、これまでエミー賞に3度ノミネートされるなど高い評価を得ている。暴力描写やヌードシーンの多い『ゲーム・オブ・スローンズ』では時には難しい撮影に臨むこともあるが、少し休憩をもらってちょっと泣いた後、次の場面に備えたことを明かすなど、気丈に乗り越えているようだ。

ブレイクを果たした後は、映画界でも活躍。2015年に人気シリーズの最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』でサラ・コナー役に起用されると、ベストセラー小説を原作としたラブストーリー『世界一キライなあなたに』が世界中で大ヒット。また、『スター・ウォーズ』シリーズで知られる人気キャラクターのハン・ソロを主人公にしたタイトル未定の映画で、相手役を務めることも明らかになった。男性ファッション誌Esquireで、「現在生きている最もセクシーな女性」に選ばれるなど、勢いがとどまることを知らないエミリア。その美しさと芯の強さで、これからもファンをとりこにしてくれることだろう。


■エミリア・クラークのプロフィール
1987年5月1日 英ロンドン生まれ

■役柄イメージ
芯の強い女性

■主な作品
テレビ:
ゲーム・オブ・スローンズ』(2011〜)
『タイム・パニック』(2010)TV映画

映画:
『世界一キライなあなたに』(2016)
ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015)
ドム・ヘミングウェイ』(2013)

■私生活
・父、母、兄の4人家族

・2012年、俳優のセス・マクファーレン(『テッド』)と交際していたが、半年ほどで破局

■トリビア
・『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のシャロン・カーター役のオーディションを受けていた(結局、役はエミリー・ヴァンキャンプのものに)

・『スーサイド・スクワッド』でエンチャントレス役の候補だった(結局、役はカーラ・デルヴィーニュのものに)

・好きな映画は『クルーレス』で、TVなら『フレンズ』

・歌が得意で、アルトの歌声でブルースやジャズなどの曲をこなす

・ピアノ、フルート、ギターが演奏できる

・アイススケート、スキー、セーリング、水泳、テニスなどが得意

・『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演する前は生計を立てるため、バーテンダー、コールセンターのオペレーターなど3〜6の仕事を掛け持ちしていた

・愛犬の名前はロキシー

・女優になっていなかったらやりたかった職業は、建築家か歌手かグラフィックデザイナー

Photto:エミリア・クラーク
(C)Izumi Hasegawa/HollywoodNewsWire.co

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