ティナ・フェイ(Tina Fey)

20140110_s01.jpg昨年、シーズン7でフィナーレを迎えた大人気コメディ『30 ROCK/サーティー・ロック』で主演・脚本・製作総指揮を務めたティナ・フェイ。エミー賞をはじめ数々の賞を総ナメにした本作で、人気コメディ女優として、さらには人気番組クリエイターとしての地位を不動のものにした。自ら手がけたコメディを独特なユーモアセンスで演じるティナの笑いのルーツから、成功までの道のりをたどる。

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ペンシルベニア州アッパーダービーで、ギリシャ人の母と、ドイツとスコットランド系アメリカ人の父のもとに生まれたティナ。多様な文化を持つ家庭で、幼いティナは笑いのセンスも十分に育んだようだ。コメディが大好きだったという両親の影響で、幼少時代から映画やTVでコメディを常に鑑賞していたという。風刺的なユーモアは母親譲りで、小さな頃から辛口トークを飛ばす子どもだった。

自ら"超オタクだった"と語る高校時代は、学校新聞で風刺コラムを執筆する一方、演劇クラブや合唱クラブに所属。バージニア大学では演劇を専攻し、1992年に卒業するとシカゴに移り住んだ。『サタデー・ナイト・ライブ』(『SNL』)の大物コメディアンを輩出したことで知られる即興コメディ劇団、セカンド・シティにて学び始めたティナは、すぐにその頭角を表す。1994年にセカンド・シティ・トレーニングセンターの選抜オーディションに二度目の受験で合格。コメディエンヌとしての夢に着実に近づいていく。

そしてティナの才能は、新たな人材発掘のためセカンド・シティを訪れた『SNL』のスカウトマンの目に留まる。すでに『SNL』でライターとして活躍する友人の後押しもあり、ニューヨークで番組製作総指揮のローン・マイケルズと会うことに。マイケルズはティナをすぐに気に入り、その1週間後に仕事をオファー。トントン拍子に事が運んだ。

こうして1997年、念願かなって『SNL』の脚本家チームに加入。男性ばかりのチームで他のメンバーより30センチ背が低いティナは、「自分が縮んだみたいだった」と初めての打ち合わせを振り返る。それから数年後の1999年、『SNL』史上初の女性ヘッドライターに就任。2000年にはパフォーマーとしてもデビューを飾り、ジミー・ファロンと共に司会を務めたコーナー『Weekend Update』は大好評を博した。

9年間の活躍後、『SNL』を卒業したティナが、自身のヘッドライターとしての経験をもとに製作したのが『30 ROCK』だった。大ヒットとなった同作は、エミー賞ゴールデン・グローブ賞SAG賞をはじめとする賞を軒並み受賞。業界からも高い評価を得た。ティナ自身も主演女優としてエミー賞をはじめ数々の賞に輝いている。

また、ティナはTV界から映画界にも飛躍。2004年にリンジー・ローハン主演の学園コメディ『ミーン・ガールズ』で初めて映画の脚本を手がけ、同作は大ヒットを記録した。女優として出演した映画作品としては、2008年に『SNL』時代の親友エイミー・ポーラーと共演した初主演作『ベイビーママ』、スティーヴ・カレルと夫婦役を演じた2010年の『デート&ナイト』など。その後もコンスタントに映画に出演している。

『30 ROCK』が終了し、2014年の現在、ティナは再び同作の製作スタッフとパートナーを組み、NBCと米FOXで新作コメディ・シリーズを製作中だ。さらには、2013年にエイミー・ポーラーと共同司会を務めたゴールデン・グローブ賞授賞式が成功し、2015年まで司会を引き続き務めることも決まっている。

マルチな才能を発揮するティナの快進撃はまだまだ続く!

■私生活
セカンド・シティのディレクターであり、『30 ROCK』の音楽を手がけたジェフ・リッチモンドと結婚し、2005年に長女アリス、2011年に次女ペネロペを出産した。ティナいわく「母でいることはとても疲れるけど、とても幸せ」。

■プロフィール
1970年5月18日、ペンシルベニア州アッパーダービー生まれの43歳

■役柄イメージ
オタク、キャリアウーマン、フェミニスト

■有名なモノマネ
サラ・ペイリン(2008年米大統領選の共和党副大統領候補)

■主な出演作
TV:
『30 Rock/サーティー・ロック』(2006~2013)
『サタデー・ナイト・ライブ』(1998~2010)レギュラーおよびゲスト出演
※その他、本人として多数TV番組に出演

映画:
『This Is Where I Leave You』(2014)
『Muppets Most Wanted』(2014)
『Anchorman 2: The Legend Continues』(2013)
『Admission』(2013)
『メガマインド』(2010)
『デート&ナイト』(2010)
『ウソから始まる恋と仕事の成功術』(2009)
『崖の上のポニョ』(2008)
『ベイビーママ』(2008)
『Aqua Teen Hunger Force Colon Movie Film for Theaters』(2007)
『Beer League』(2006)
『ロビン・ウィリアムズの もしも私が大統領だったら...』(2006)
『ミーン・ガールズ』(2004)
『Martin & Orloff』(2002)

第71回ゴールデン・グローブ賞はハリウッドから生中継で日本時間1月13日(月・祝)、AXNにて独占放送。レッドカーペットの模様は午前8時55分から、授賞式は午前10時からオンエア!

☆AXNで放送される第71回ゴールデン・グローブ賞 公式サイトはこちらから。

(c)Izumi Hasegawa/www.HollywoodNewsWire.net

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