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クーパーとアラムが日本のレッド、リズと対面!『ブラックリスト』ジャパンプレミア

アクション・サスペンス超大作『ブラックリスト』のシーズン4が2017年1月31日(火)よりスーパー!ドラマTVにて日本初放送となるのに先駆けて、都内でジャパンプレミアが行われた。

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エリザベス・キーン役のメーガン・ブーンから日本のファンへのビデオメッセージも届いたこのプレミアには、ハリー・レノックス(ハロルド・クーパー役)とアミール・アリソン(アラム・モジタバイ役)が特別ゲストとして登場。簡潔に話すハリーと、饒舌なアミールという役柄そのままの構図で、会場を大いに盛り上げてくれた。

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まずは、同作のファンだという俳優の山本耕史が登場。「レッドが何の躊躇もなくすごいことをやっていくところは俳優として惹かれる」「真似できない、真似しちゃいけない格好良さ」などと作品やキャラクターの魅力を語った。

続いて、日本語吹替版に出演する大塚芳忠(レッド役)、甲斐田裕子(リズ役)が、レッド、リズとしての掛け合いに続いて会場に姿を見せた。「40年ほどのキャリアの中で様々な悪役や変なおじさん、動物を演じてきた」と話す大塚は、「毎週平気で何人も殺すレッドは極悪人だと思うが、数えきれないほどの性格を併せ持った複雑な、本当に面白い人間。これほどの役に出会えるのは一生に一度かもしれない」と充実感をにじませた。レッドを演じるにあたっては「可愛さと茶目っ気さをあえて表に出すことで、彼が持つ冷酷さや孤独感を引き立てるようにしている」という。

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一方の甲斐田は、リズを演じることについて「新米の女優さんがジェームズ・スペイダーという大物に体当たりで演じているように、私も芳忠さんに体当たりしながら毎週戦いを挑んでいる感じで、等身大で演じられてやりやすい」と、役に自分を重ねていることを明かした。

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その後、山本が二人に「歴代のブラックリスターで特に印象的だったのは?」と質問。大塚は「人の身体を溶かすことで証拠を隠滅するという、なんとも不気味で妙なリアルさがあって怖かった」シチューメイカーを、甲斐田は「女性を誘拐して養子縁組に出すための子どもを生ませるという手口が、女性として背筋の凍る思いがしたし、当時実際にアメリカで似た事件があったという衝撃も大きかった」との理由でサイプラス養子縁組事務所を挙げた。

また、吹替現場の雰囲気について聞かれると、大塚が「はっきり言って、非常に良くない」と衝撃の返答! その理由は、「演出家が単語の一つひとつに対して非常にシビアな感覚を持っているので、脚本を読み込んで自分の言葉で喋らないとかなりのダメが出る。レギュラーですら緊張するので、和やかに和気あいあいという雰囲気ではない」と、緊張感漂う現場にあることを説明した。

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ファンへのメッセージとして、甲斐田が「シーズン4もあふれんばかりのストーリーとスピード感で面白いこと間違いないので、楽しみに待っていてください。謎が解けるのか、私もいち視聴者として楽しみ」と語ると、大塚は「謎は解けそうで解けず、すごいことになる。仕掛けも山ほどあって、衝撃のストーリーが毎週続く」と気になる形で続けた。

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その後、ついにアミールとハリーが大きな歓声、拍手で迎えられた。ハリーがドラマ通りの渋い声で、日本語で「コンバンワ、ミナサン。ヨウコソ。ミンナ、ゲンキ?」と言えば、アミールも同じく日本語で「『ブラックリスト』スキデスカ? ダイスキデスカ?」とファンに呼びかけ、会場からの「大好き〜!」という返答を受けて「ニッポン、サイコウ」とニッコリ。

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これが初来日となるアミールは「一昨日に着いて、浅草の浅草寺へお参りに行ってきたんだ。日本の人たちはとても礼儀正しくて、街は綺麗で、地下鉄は落書きもゴミもない。それに、今日のみんなもそうだけど、すごくお洒落だよね。世界で最もお洒落な人々だと思うよ」と日本に好印象を抱いた模様。

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一方、2度目の来日となるハリーは「まだ東京以外の場所に行けていないけど、美しい都市ですごく優雅な人たちに迎えられて、再びここに来られて嬉しいよ」と続けた。

二人のキャラクターについて質問が飛ぶと、ハリーは「僕自身の中にクーパーがいると感じることがあるよ。大変な状況の中でも彼は常に冷静だけど、僕自身、そういう面を培ってきたつもりだし、それを意識して演じている。彼のことはすごく好きだね。どうしてもこれだけ長く演じてくると、役を好きにならずにはいられない。そのキャラクターをある意味で尊敬しなければ演じることはできないから。彼の威厳と落ち着きが気に入っているよ。彼は崇高な任務を実行しようとしているわけだけど、その志の高さを尊敬している」とコメント。

そしてアミールが「まず言いたいのは、アラムはクーパーのことが大好きだってことだね」と口にすると、これを聞いたハリーがアミールの頬にキスをして会場を沸かせた。アミールは続けて「僕はかねがね質の高いTVシリーズに出たいと思っていたから、この役を得られたことはまるで宝くじに当たったようなもので、俳優として本当に幸せなことだよ。アラムは自分にとってすごく大切な存在。脚本家のジョン・アイゼンクラークの言葉に『ドラマのキャラクターとそれを演じる俳優の声が本当に一緒になった時、素晴らしいドラマができる』というのがあるんだけど、この作品のキャストはみんな、役になりきって演じていると思う。
アラムのチームへの献身、仲間や国民を守るためにいつも奮闘しているところは素晴らしい。ただ、これは秘密の任務だから、アラムはおしゃべりなのに誰かに仕事について話したくても話せない。だから、なおさらチームは彼にとって一つの家族なんだ。過去のエピソードで、アラムは命を投げ捨ててでもリズを守ろうとしたけど、その勇敢さを尊敬しているよ。もし僕が同じ状況にいたら女性を守りたいと思う。
あと一つだけアラムに望むとしたら、もう少し女性の扱いが上手になってほしいね。それに関してはシーズン4をぜひ楽しみにしていてほしい」と、キャラクター同様に饒舌ぶりを披露。

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頬へのキスの後の二人のリアクション

そんな二人に向けて、山本が一話あたりの撮影に何日かけるのかを尋ねると、「9.5ヵ月かけて1シーズン分の撮影を行うから、一話あたりは10日間くらいだよ」との返答。大河ドラマなら一週間ペースだという山本が「結構長い」と感想を漏らすと、アミールが「仕事があるだけ有り難いよ」と言って笑いを取った。

撮影が最も長引いた場合でも「午前2時半くらい」というハリーに対し、山本が「僕らの場合、午前6時とかに始まって翌朝までと、丸一日かかることも珍しくない。最高で36時間かかった」と打ち明けると、それを聞いたハリー、アミールが思わず彼に握手を求める一幕も。

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36時間ぶっ続けと聞いて思わず山本の肩に手をやるハリー

レッド役のジェームズ・スペイダーについて、ハリーは「極めて頭が良く、プロ意識が高く、真面目に仕事に取り組んでいる人物だよ」と称賛の嵐。対するアミールは、「ジェームズにはレッドと似たところがたくさんあるよ。つまり、とてもチャーミングで頭が良くて、一緒にいる人を落ち着かなくさせるような威圧感もある」と役柄との共通点を挙げた。そんなアミールはジェームズとの共演について、「アラムはどうしてもレッドに対しておじけづいてしまうことがある。彼の前に立つとどきどきしてしまうんだけど、僕自身、ジェームズを前にするとそういう風に感じることがあるよ。だから彼が部屋に入ってきたら、僕からは話しかけずに、彼の方が話しかけてくれるのを待つようにしてるんだ。
シーズン3の終盤でリズが死んだと思われた後、アラムはレッドを迎えに行く。すごくエモーショナルな場面で、ジェームズはカメラが彼自身を映していない時(アミールにクローズアップしている時)でもずっとレッドになりきって僕から目を離さず、僕の演技に付き合ってくれた。すごく有り難かったよ。そのシーンで、僕はしゃべりながら涙を流すんだけど、あまりに泣いてしまって鼻水が出て来たんだ。すると、ジェームズは黙って僕の顔を見つめながら、こうやった(と、左手の人差し指で自分の鼻の下を拭う仕草) 合図を送ってくれたんだよ。僕が演技を中断しなくても済むようにね」と、具体的なエピソードも交えながら解説してくれた。

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ジェームズ・スペイダーからのサインを再現するアミール

そしてプレミアの最後には、大塚と甲斐田が再登場。彼らに会ったアミールは「ニッポン・レッド!」「ニッポン・リズ!」とはしゃぐなど、終始ご機嫌な様子だった。

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■『ブラックリスト』放送情報
・シーズン4
スーパー!ドラマTVにて2017年1月31日(火)22:00より独占日本初放送
[二]毎週火曜 22:00~
[字]毎週火曜 深夜0:00~

・シーズン1 全話一挙放送...2017年1月7日(土)12:00~1月8日(日)10:00
・シーズン2 全話一挙放送...2017年1月14日(土)12:00~1月15日(日)10:00
・シーズン3 全話一挙放送...2017年1月21日(土)12:00~1月22日(日)11:00

Photo:
甲斐田裕子、山本耕史、ハリー・レノックス、アミール・アリソン、中沢沙理、大塚芳忠
『ブラックリスト』シーズン4
(C)2016 Sony Pictures Television Inc. and Open 4 Business Productions LLC. All Rights Reserved.

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