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『エレメンタリー ホームズ&ワトソンin NY』ボイスキャスト三木眞一郎&田中敦子 ロングインタビュー!

20140707_c01.jpg『エレメンタリー ホームズ&ワトソンin NY』のDVDが7月9日(水)にリリースされることになりました!

...ということで、シーズンを通してホームズ&ワトソンの声を任せられてきたボイスキャストの三木眞一郎さんと田中敦子さんにたっぷり話を伺ってきました。ぜひお楽しみください。

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――このドラマは舞台がニューヨークだったり、ワトソンが女性だったり、誰もが知っている"シャーロック・ホームズ"という物語の新解釈が特徴となっている作品ですが、最初に台本を読んだ時の印象はいかがでしたか?

田中 「どうなっちゃうんだろう?」っていうところからですよね。ロンドンのビッグ・ベンが背景にある重厚なイメージの中で活躍するホームズが一般的なのに、ニューヨークはもっとライトなイメージがある。それだけでも印象が変わり、さらにワトソンが女性になって...。「どんな展開になっていくんだろう?」っていう期待と、ちょっと不安も(苦笑)

――『エレメンタリー』のキャラクター設定にはしっくりはきましたか?

三木 うん!

田中 意外と...

三木 最初に台本を読んだときは、特に"ホームズ"っていうものを意識しないで読めました。

田中 普通のミステリーというか、探偵物としての面白さがすごく詰まっているから、"ホームズ"を意識しなくても十分に楽しめる...。でもその中にオリジナルの"ホームズ"の要素がいっぱい盛り込まれているのが、シャーロキアンにとっては、たまらないところなのかなって。

三木 ここまで良い意味で設定とかがいじってあったら(ワトソンの)性別が変わっていることによって、役同士の見え方も、今までと違う受け取り方もできるだろうし、「逆に広がりがあっていいんじゃないかな?」って言うのも含めて、第1話をとり終わった時には全く何の違和感もなかったかな?

田中 大変そうだなと思いましたけど(笑)

三木 俺、本当に「終わらなかったらどうしよう!」と思って(笑)

田中 そんなことない(笑)終わらない作品はない!

三木 「終わらない仕事はないからね」と思いながらやっていたんだけど、そういう意味では、「これは面白くなるな」と思いましたね!

――先程、大変だというお話にもあったんですが、三木さんが声を任せられているシャーロックという役柄は、とにかくたくさん"しゃべる"という印象なのですが...。セリフも多い上に、話す内容も難しいですし、原音だとかなりの早口ですが、コツや気を付けていることなどはありますか?

三木 気を付けていることはたくさんあるんだけど、コツは誰か教えてくれないかな(笑)?

田中 「エラが欲しい」って言ってたよね(笑)! 「エラ呼吸できるようになりたい」「しゃべりながら酸素を吸収できればずっとしゃべり続けていられるのに」って、ずっと言ってて...。

三木 意外とブレス(息継ぎ)をとらないんだよね!

田中 でも向こうは、やっぱり編集だと思うよ...

三木 トリッキーなブレスの入り方や彼の表情の変化があったりする部分を、やっぱりマッチさせていかないと日本語とホームズの表情がはがれてしまう。「吹替えってやっぱり...。原音のほうがいいよ」って言われないように意識しています

田中 私も結構、緊張しますし...。ジョーンもしゃべるときはしゃべるけど、ほとんどはホームズがしゃべってジョーンが1行、また1ページくらいホームズがしゃべって(ジョーンが)2、3行とか...。よく「私は餅の返し手ですから」っていうんです。三木君がこうやって(餅を杵でついているふり)ついているところに、手でお餅を返し、「早く手をどかさなきゃ!」という感じです(笑)20140707_c03.jpg

――では、そういった意味ではプレッシャーのようなものもあるのでしょうか?

田中 緊張しますよね! ホームズの長台詞の中に入ってくるジョーンの1行って、意外と緊張する...。

三木 そうだねー! どっちも嫌だね!

――「ここでもし失敗してしまったら」とか思ってしまいそうですね...。

田中 そうそう! やっぱり「ここで流れを止めちゃいけない」というのがあるので(笑)

――本作の吹替えをする上で、苦労したこと、チャレンジしたことなどはありますか?

三木 チャレンジは毎回ですよ(笑)

田中 (笑)

三木 毎回何かしらチャレンジしないと先に進めないもんね。

田中 うん。

三木 先週できたら今週できて当たり前なわけで...。そういう意味ではね。

田中 でも人間だから、やっぱり体調の良い時もあれば悪い時もあるし、バイオリズムでノッて行きやすい時と意外とノリ切れない時があるからね。そこを、いかにコントロールして、毎回ペースを保っていくかっていうのが大変だよね。

三木 そう! だから長いセリフの時に、最初の方でブレスが合わない時があったりすると、もうテンパっちゃうもん。「なんで合わないんだ!?」って...。「あれ!? どこ間違えた!?」って思いながら、(ブレスが)ズレたまま長いセリフをずっとしゃべっていって、自分にどんどん落ち込んでいったりするので...。「そういうところを無くすようにしなきゃな」とかね。そうそういっぱいあるわけじゃないんだけど、そういうときのメンタルって...。

田中 (三木に)だから、言っているでしょう? 「こんなにしゃべっているんだから、落ち込む必要ない」って。誰もできない事をやってるんだから、全然落ち込む必要ないのに、三木君はやっぱりホームズ風に、完璧を求めて(一生懸命)突き進んでいくタイプ。「そんなに気にしなくていいんだよ」って言って励ましているんですよ、いつも...。

三木 周りが優しいんですよー!

田中 だって、丸一ページ二ページしゃべる続ける人に向かって「なんで口パクが合わないんだ! バカヤロウ!」って言ったら(笑)

三木 (笑)

田中 「どれだけイジメるの」っていう感じじゃない(笑)?

三木 (堀内)賢雄さんとかも言ってくれるんだよね。「お前が謝るな。俺がやりにくくなる」って(笑)。

スタジオの中の雰囲気も良いから...。ちょっと質問とずれちゃうけど。レギュラーが少ないのもあるんですけど、良い雰囲気でやらせてくださるから、「チャレンジのしがいがあるな」と思いますね。

田中 チャレンジを許してくれる現場だからっていうのも大きいね! レギュラーが少なくて、そのうえたくさんしゃべっているのは、三木君と私と堀内賢雄さんの3人。あとはゲストという感じなので...。

三木 ゲストはゲストで、セリフをたくさんしゃべっていたり、あまりしゃべらなかったりムラがあるんだけど...。頭の良い役のゲストさんとかが来ると、それはそれで理路整然と説明をしていたりするし、ゲストさんもキャラクターによっては、大変だったりするから、空気が良い方が絶対に良いので...。スタジオの中の空気はすごく良いと思っています!20140707_s06.jpg

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