今やテレビ、映画にも欠かせない一大ジャンル 「アメリカン・コミックスの世界」
海外ドラマNAVI的「アメコミのススメ」
日本人にとってもおなじみのスーパーマンやバットマン、スパイダーマンといったキャラクターや映像化作品を通して、昔からその存在を知られていたアメリカン・コミックス(以下アメコミ)。ここ10年ほどはその勢いがいっそう強まり、代表的なDCやマーベル以外の出版社のタイトルも次々と映像化。2009年にDC映画『ダークナイト』がアカデミー賞で8部門にノミネートされ、ヒース・レジャーの助演男優賞を含む2部門を受賞するなど、批評的な成功も収めてきた。2016年春に公開されたマーベル映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は全世界通算で11億ドル突破と同年最大のヒット作になり、DC映画は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』『スーサイド・スクワッド』と二本の大作がともに大ヒット。
並行してスーパーヒーローのドラマも続々と生まれる中、普通の人々を主人公にした『ウォーキング・デッド』がケーブル史上最多の視聴者数を記録。アメコミ作品に出演する面々もますます豪華となり、1月27日公開の映画『ドクター・ストレンジ』では主役をベネディクト・カンバーバッチが務める。今や人気ジャンルとして括れるほど大きな存在となったアメコミ、批評家もファンも注目するその世界を紐解いていこう。
ゴチャゴチャになりそうな人間関係もこれでスッキリ!DC/マーベル キャラクター相関図
(※同コンテンツは、各作品のネタバレを含みますのでご注意ください)
DCやマーベルの作品が次々に映像化されていく中、ついにあのベネディクト・カンバーバッチもマーベル映画『ドクター・ストレンジ』の主役としてアメコミの世界に入るなど、さらなる盛り上がりを見せているアメコミ映像作品。続々と映画の新作や続編、ドラマの新シリーズやスピンオフが予定されていて、アメコミファンにとっては嬉しい限りですが、多くの登場人物と各作品のクロスオーバーにより、人間関係がゴチャゴチャになっているという人も多いのではないでしょうか?
そんな人たちに向けて、今回は初めの一歩ということで、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)とDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)に登場するヒーローを中心とした相関図をご紹介します。
※各キャラクターの関係に「?」を記載しているものは、まだ製作されていない作品や、日本未放送の作品のため、関係が不明なことを表しています。
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