『The Playboy Club』『Charlie's Angels』『Prime Suspect』、期待はずれの視聴率で打ち切りの危機に
2011年10月04日[海外番組事情]
アメリカで先月スタートした米NBCの『The Playboy Club』と、『Prime Suspect』(『第一容疑者』のアメリカ版リメイク)、そして米ABCの『Charlie's Angels』(新作)―これら3作品は視聴率の不振から、打ち切りの危機に瀕していると米Deadline.comが伝えている。
いずれも知名度は高く、放送前は好条件がそろっていると見られていた作品ばかり。例えば、『The Playboy Club』は男性誌プレイボーイの全面的支援を受け、宣伝パーティが開催されたり、出演者が同誌の表紙を飾ったりなどしていた。また、『Charlie's Angels』は映画版のドリュー・バリモアが製作総指揮を務め、先月開催されたエミー賞の授賞式では3人の主演女優とともにプレゼンターとして登場。『Prime Suspect』は、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』の実力派女優マリア・ベロが主演を務めている。
ところがふたを開けてみると、パイロットエピソードに引き続き放送2週目も結果は芳しくなく、前年に同じような条件で成功をおさめた『HAWAII FIVE-0』とは正反対になってしまった。
視聴率不振の理由についても同サイトは分析をしている。例えば『The Playboy Club』は、「対象とする視聴者層が不明確。男性向けと思ったら女性向けのソープドラマだった」。『Charlie's Angels』は、「口コミと批評で叩かれた。サンディエゴで開催された"Comic-Con International:San Diego 2011(コミコン)"でのお披露目が逆効果だったのかもしれない」「シリアストーンは今日では通用しない。映画版の滑稽なテイストのほうがよかった」。『Prime Suspect』については、「英国版よりは『Law & Order』シリーズのようなアメリカのクライムドラマに似ている」「英国版でヘレン・ミレンが演じた欠点の多いキャラクターは、ケーブル局のほうが向いていた」と述べている。
今後、有名作品のリメイクとしては『奥様は魔女』(CBS)や『美女と野獣』(古典作品を題材とするABCと、80年代ドラマをリメイクするCWの2作品)が予定されているが、上の傾向を踏まえて、これ以上のリメイクを控える空気がネットワーク局の間で濃厚になりつつあるということだ。(海外ドラマNAVI)
Photo:『The Playboy Club』のアンバー・ハード
(c)Megumi Torii/www.HollywoodNewsWire.net




