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『X-MEN』の監督ブライアン・シンガーが、6年前にスタートレック新シリーズを企画していた!?舞台は西暦3000年の未来!

ブライアン・シンガー『X-MEN』『スーパーマン・リターンズ』の監督で有名なブライアン・シンガーは、『スタートレック』の大ファンで、映画『スタートレック:ネメシス』ではチョイ役で出演しているほど。そんな彼が一時期、『スタートレック』の新しいTVシリーズの企画を立ち上げようとしていたという。

この情報はもともと、『新スタートレック』でライカー副長を演じていた俳優・監督のジョナサン・フレイクスが明かしたもの。J.J.エイブラムスの映画『スター・トレック』が作られる前に、シンガーのほか、カーク役を演じていたウィリアム・シャトナーや、フレイクス本人が新シリーズの企画を個別に立てていた。しかし、映画とTVシリーズを同時に進行させるのは好ましくないというCBSパラマウントの意向で、いずれも実を結ばなかったという。

その直後、今度は『スタートレック』情報サイトの"TrekMovie.com"が、シンガー版の企画に関する情報を独自に入手。立案者の1人であるロバート・マイヤー・バーネットに話を聞いた。

それによると、『スタートレック:エンタープライズ』が打ち切りになった2005年、ブライアン・シンガーと、映画『ユージュアル・サスペクツ』でオスカーを受賞した脚本家クリストファー・マッカリー、そしてバーネットの3人が、12月にシアトル市の寿司レストランに集った。そして食事中、「新しい『スタートレック』のTVシリーズを作れないだろうか?」という話で盛り上がることに。実現のあかつきには、製作はシンガーの制作会社で行い、パイロット版の脚本はマッカリーが、そして、バーネットが製作総指揮を担当することになった。

そして、バーネットの手で25ページにわたる企画書が作成された。タイトルは『Star Trek:Federation(スタートレック:連邦)』で、西暦3000年の銀河宇宙が舞台。惑星連邦は古代ローマ帝国や21世紀のアメリカのように衰退期に入っているという設定で、新たな宇宙船USSエンタープライズが、宇宙艦隊の輝かしき日々を取り戻そうとする話だったという。

企画書は新しい世界観や乗組員の設定のほかに、4話分のエピソードの概要や、新エンタープライズで用いられるテクノロジーの解説を網羅。CGを用いた仮想の撮影セットを使用する可能性にも言及していた。さらに、『スタートレック』に深く関わったデザイナーのマイケル・オクダがデザインしたロゴもすでに用意されていた。

この企画書は翌年1月に完成し、シンガーとマッカリーのもとに送られた。ちょうど、映画『スーパーマン・リターンズ』のポスプロ工程で忙しかったシンガーは、あとで企画内容を洗い直して、売り込みにとりかかるつもりでいたようだが、同年の4月、パラマウントはエイブラムスによる劇場映画を発表。こちらの企画は立ち消えになってしまったというわけだ。

エイブラムス版『スタートレック』の続編を待望する一方で、「『スタートレック』はやっぱりTVシリーズでないと!」と思っているファンも多いはず。ブライアン・シンガー版『スタートレック』が実現したら、果たしてどのようなものになっていたのか、今となっては想像するしかないのが少々残念だ。

(海外ドラマNAVI)


Photo:ブライアン・シンガー
(c)Ima Kuroda / www.HollywoodNewsWire.net

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