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現場潜入レポート! FYSEE Netflix『ストレンジャー・シングス』ハリウッド・パーティー

ハリウッドではTV界のアカデミー賞と言われているエミー賞の3ヵ月ほど前になると街のあちらこちらで、番組のスターや関係者たちを招いたお膳立てパーティーが盛んになるのですが、先日ビバリーヒルズで行われたNetflixオリジナルシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界(以下、ストレンジャー・シングス)』をテーマにしたパーティーにお招き受けて取材してきました!

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まず、FYSEEってなに?

TV業界がエミー賞シーズンに向けて、映画のアカデミー賞シーズンのキャッチフレーズである「FYC (For Your Consideration)=本作をご検討ください」に対抗して考え出されたキャッチフレーズで「FYSEE (For You to See)」、つまり「この番組を見てくださいね」というPRスローガンです。今回お邪魔したパーティーのFYSEE Netflixというのも、「(エミー賞では)Netflixをよろしく!」という趣旨のパーティーというわけです。

パーティーの主役番組『ストレンジャー・シングス』って?

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Netflixは『ハウス・オブ・カード 野望の階段』や『ザ・クラウン』などのオリジナル作品でエミー賞を受賞してきましたが、今年イチオシしているのが『ストレンジャー・シングス』です。新人監督マット&ロス・ダファーというヤングな双子の兄弟がクリエイターということでも話題をよんでいる作品で、この筆者も大ファン!ダファー兄弟が少年時代に影響を受けた映画『E.T.』やジョン・カーペンター監督の『ハロウィン』など、80年代を一世風靡した作品へのオマージュがあちらこちらに散りばめられているのもファンにとってはたまらない魅力で、若い世代にも新鮮なアプローチと捉えられて、それが広い年齢層で人気を博している理由のようです。

前置きはいいからパーティーのレポートは?

パーティーの開場が午後6時半。オープン直後に到着するのはハリウッドの法則に反するので(!?)、7時に到着したらなんと「すでにキャパを超えているので少々お待ち下さい」とのアナウンス。ムクれて待つ他のゲスト共々、待つことほんの10分。いよいよ会場内へ。デカイ!! 会場の大きさはテニスコート約11個分の広さに相当するとか。さすがハリウッドのパーティー! やることがデカいです。

中は何部屋かに別れていて、所々にいかにも『ストレンジャー・シングス』らしい趣向がこらされています。笑えたのが「ダスティンのスナックバー」と名付けられたカウンター。普通だとケータリングのフィンガーフードなどが並べられているんですが、本作でダスティンがムシャムシャとよく食べているキャンディーやポテチなどのジャンク・フードの数々が並べられており、ゲストは食べ放題。ヤバすぎます(笑)その奥に行くとお待ちかねのオープン・バー。アルコールもソフトドリンクも飲み放題! Netflixさん、ありがとう。

ドリンク片手に次の部屋へ行ってみると、デデ〜ンっと巨大な『ハウス・オブ・カード』が! 一瞬、『スター・ウォーズ』シリーズのタイファイターかと思いました。

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そして同じ部屋に陳列してあったのが昨年数々の賞を獲得した『ザ・クラウン』で使用されたエリザベス女王の王冠や帽子そしてコスチューム、そして天井を見ると番組で使用された食器類が天井からぶら下がってデコレーションの役割を果たしていました。

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正面入り口近くにはレッドカーペットのエリアが設けられていて、ホッパー巡査役のデヴィッド・ハーバーやダスティン役のゲイテン・マタラッツォ(カワイイ!)そしてイレブン役で注目のミリー・ボビー・ブラウンが登場!ゲイテン、超カワイイ!

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さて、ひとしきりパーティーを満喫した後は、スクリーニング(試写)とキャスト&関係者によるQ&A。試写はせっかく期待していたシーズン2の第1話ではなく、思い切り再放送のシーズン1の第1話。な〜んだぁ。

試写会後のQ&Aではキッズたちが口を揃え、前シーズンに比べて秘密厳守のレベルが格段に厳しくなったと言っていました。終わった台本は絶対にゴミ箱に捨てず、どこかのファンが盗んで行かないように必ず製作オフィスに返して始末してもらうとのこと。『ストレンジャー・シングス』が最高に面白い人気の高い作品なのは個人的にも確信していましたが、とっくに配信されているパイロットが試写されたとき、あのロゴが映った時点での観客の大盛り上がりにビックリ。これは思っていた以上にファンのレベルがオタクっている証拠で、息の長い人気になることを示唆しています。

謎の少女イレブン役のミリーはとにかくスゴい子役

試写のあとに行われたQ&Aパネルではキッズたちがわいわいガヤガヤと好き勝手に話して、しばしの間とめどもない流れに(苦笑)司会者の仕切りがやっと入り、人気キャラである少女イレブン(ミリー)がパワーを使うときに見せる上目遣いの鋭いにらみはどこから来たのか、という質問に対して「なんとなくやってたの」と答えたミリー。

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それに対して製作総指揮のショーン・レヴィは、ミリーが1回目のオーディションに合格してコールバックされたとき、たまたま演じたシーンで「上目睨み」を見た記憶があると話し、彼女が他の少女にない何かを持っていると確信したと語っていました。実はミリーの演技力は天性のものだったらしく、フロリダに住んでいた頃にヒマつぶしではじめた演技のクラスで、たまたま見学に来ていたハリウッドのプロデューサーの度肝を抜いてスカウトされ、そのまま両親と共にロサンゼルスへ移住。そのときに紹介された全てのエージェントから契約申し出を受け(これは無名の新人子役にしては非常に珍しいことです)、それから3ヵ月もせず米ABC製作の『Once Upon a Time in Wonderland(原題)』(『ワンス・アポン・ア・タイム』のスピンオフ)にキャスティングされて、それ以降は驚きのスピードでセレブの道へ、という天才少女タレントなのです。

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実は去年、ミリーにインタビューをしたのですが、12歳とは思えないほどの貫禄と受け答えにブッ飛んだ記憶があります。(そうです、ミリーは現在もたったの13歳なのです!!)これから大作映画の出演も控えており、1954年版の日本映画『ゴジラ』のアメリカ版リメイク『Godzilla: The King of Monsters(原題)』ではメイン・キャストの一人に抜擢されていて、『ストレンジャー・シングス』はもちろん、これからのハリウッドでの活躍が楽しみです。

待望のシーズン2は?

待望のシーズン2に関しては秘密厳守なのであまり情報が明かされませんでしたが、1984年のハロウィンが舞台になるとのこと。プロデューサーによれば「当時流行っていた映画のネタがあちこちに出てくるんだけど、とにかく『ゴーストバスターズ』ネタが多いよ!」と。そういえばあの頃流行っていましたよね〜。

オフィシャル予告編でも、ゴーストバスターズのユニフォームを着て仮装した主人公のキッズたちが登場します。その他にはいかにも『未知との遭遇』に敬意を払ったシーンや『ポルターガイスト』チックな気味の悪い大木などなど、作っている側もさぞや楽しかっただろうと思わせるシーンが続々。巨大なクモのようなモンスターのシルエットも見えたりして、一体どうなるの〜〜!?と想像をかき立てられます!

シーズン2の世界一斉公開日が10月31日のハロウィーン当日というのもオツ。その前の9月17日にはエミー賞授賞式が控えており、TVドラマ部門で受賞するだろうと噂されており、この秋は『ストレンジャー・シングス』旋風が吹き荒れそうな予感です。

(取材・文: 明美・トスト / Akemi Tosto)

Photo:『ストレンジャー・シングス 未知の世界』
(C)Netflix. All Rights Reserved.

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キャサリン

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サーシャLK

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