『SHERLOCK シャーロック』必聴セリフ〜シャーロックとジョンの漫才編【2】〜

NHK BSプレミアムにて毎週土曜22:00より最新のシーズン4が放送中の『SHERLOCK シャーロック』。英国発の大人気ミステリーは、原作を生かしつつも原題風にアレンジしたセリフの数々も魅力の一つ。数回にわたってそんなセリフのいくつかを日本語&英語でご紹介していこう。今回のテーマは、劇中の重要な要素の一つである、主人公シャーロック・ホームズとその相棒ジョン・ワトソンのコミカルなやり取りの数々(その2)。

(※本記事はシーズン3までのネタばれを含みますのでご注意ください)

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犯罪捜査に関する知識は豊富ながら、不要と判断したことにはとことん無知なシャーロック。しかし太陽系について知らなかったことで事件解決が手間取った時にはジョンから突っ込まれる。

ジョン:待ってるんだけど。
John: You know I'm still waiting.
シャーロック:ん?
Sherlock: Hm?
ジョン:太陽系について知っていればもっと早く事件を解決できたって君が認めるのを。
John: For you to admit that a little knowledge of the solar system and you'd have cleared up the fake painting a lot quicker.
シャーロック:知ってた君はどうだった?
Sherlock: Didn't do you any good, did it?
ジョン:僕は顧問探偵じゃない。
John: No, but I'm not the world's only consulting detective.
シャーロック:だな。
Sherlock: True.
(シーズン1第3回「大いなるゲーム」)

ある手がかりをジョンしか目にしなかったことでシャーロックは慌てるが、ジョンが彼の予想を上回る行動をしていたことも。

シャーロック:ジョン、集中だ!集中しろ、目を閉じて。
Sherlock: Shh! John, concentrate! I need you to concentrate. Close your eyes.
ジョン:何でだよ? 何で?(シャーロックがジョンの両腕をつかんで一緒に回転し始める)何するんだ?
John: What? Why? Why? What are you doing?
シャーロック:視覚的記憶を呼び覚ませ。見たものを思い描け。描けるか?
Sherlock: I need you to maximize your visual memory. Try to picture what you saw. Can you picture it?
ジョン:ああ。
John: Yeah.
シャーロック:思い出せるか?
Sherlock: Can you remember it?
ジョン:ああ、もちろん。
John: Yes. Definitely.
シャーロック:その形まで?
Sherlock: Can you remember the pattern?
ジョン:ああ!
John: Yes!
シャーロック:どのくらい思い出せる?
Sherlock: How much can you remember it?
ジョン:大丈夫だよ。
John: Well don't worry.
シャーロック:人間が見たものを正確に覚えている可能性は平均62%だ。
Sherlock: Because the average human memory on visual matters is only 62 percent accurate.
ジョン:大丈夫だ。全部覚えてる。
John: Yeah well don't worry, I remember all of it.
シャーロック:本当か?
Sherlock: Really?
ジョン:ああ、だからちょっと手を離せったら。写真を撮ってある。
John: Yeah well at least I would if I can get to my pockets. I took a photograph.

(シーズン1第2回「死を呼ぶ暗号」)

珍しく喧嘩をしてしまった二人。しかし、シャーロックが一風変わった折れ方をしたことで元さやに。

シャーロック:ジョン! 君は凄い! 素晴らしい!
Sherlock: John! You are amazing! You are fantastic!
ジョン:そんなに持ち上げる必要ない。
John: Yes, alright. Don't have to overdo it.
シャーロック:君は自ら光らないが光の伝導体としてはまさに無敵だ!
Sherlock: You've never been the most luminous of people, but as a conductor of light you are unbeatable.
ジョン:良かったな。...何だって?
John: Cheers. What?
シャーロック:天才じゃないのに人にひらめきを与えるところは驚きだ。
Sherlock: Some people who aren't geniuses have an amazing ability to stimulate it in others.
ジョン:謝るつもりならちゃんと褒めろ!
John: Hang on, you were saying sorry a minute ago. Don't spoil it.
(シーズン2第2回「バスカヴィルの犬(ハウンド)」)

そんな中、宿敵のモリアーティが逮捕され、鑑定人として法廷に呼ばれたシャーロック。その前にジョンがある助言を行うが...。

ジョン:忘れるな。
John: Remember.
シャーロック:ああ。
Sherlock: Yes.
ジョン:忘れるな。
John: Remember.
シャーロック:ああ。
Sherlock: Yes.
ジョン:みんなに言われた通り、利口ぶるなよ。
John: Remember what they told you. Don't try to be clever.
シャーロック:わかってる。
Sherlock: I know.
ジョン:発言は簡潔に短く。
John: And please just keep it simple and brief.
シャーロック:鑑定人が知的だって印象を与えたらまずいしな。
Sherlock: I'm confident a star witness at a trial should come across as intelligent.
ジョン:知的はいいけど、ひけらかしは止めておけ。
John: Intelligent, fine. Let's give smartass a wide berth.
シャーロック:じゃあ自然体で。
Sherlock: I'll just be myself.
ジョン:話聞いてるか?
John: Are you listening to me?
(シーズン2第3回「ライヘンバッハ・ヒーロー」)

モリアーティの罠にはまり、警察に逮捕されそうになったシャーロックは逃亡を計画。彼をかばって一緒に逮捕されるところだったジョンも、同じ手錠でつながれていたため運命を共にすることに...。

ジョン:銃を奪ったのは彼の一存です。僕はただの...。
John: Just so you're aware, the gun is his idea. I'm just a... you know...
シャーロック:(ジョンに銃を向けて)人質だ!
Sherlock: My hostage!
ジョン:人質、そう、それだ。うまいぞ。で、どうする。
John: Hostage. Yes, that works. That works. So what now?
(中略)
シャーロック:(手錠を隠すために)手をつなげ!
Sherlock: Take my hand.
ジョン:絶対誤解されるな。
John: Now people will definitely talk.
(シーズン2第3回「ライヘンバッハ・ヒーロー」)

モリアーティに追い詰められたことで自殺したように演出したシャーロック。彼が死んだと信じていたジョンは2年後にようやく真相を知り、実は多くの人間が真相を知っていたと知って激怒!

ジョン:そうか、わかった。じゃあお兄さんとモリーと、あと100人ぐらい?
John: Okay. okay. So just your brother and Molly Hooper and a hundred tramps.
シャーロック:まさか。25人だ。
Sherlock: No! Twenty-five at most.
(シーズン3第1回「空の霊柩車」)

それでも結局仲直りした二人。結婚して家を出たジョンが久しぶりにベイカー街へ戻ってみると、部屋のレイアウトをめぐり、いつもの調子でやり取り。そして二人の冒険も変わらないまま。

ジョン:僕の椅子はどこ?
John: What happened to my chair?
シャーロック:キッチンが見えるようにどけた。
Sherlock: It was blocking my view to the kitchen.
ジョン:嬉しいね。
John: Well it's good to be missed.
シャーロック:君がいないのをチャンスと見た。
Sherlock: Yeah, you were gone. I saw an opportunity.
ジョン:で、キッチン見えた?
John: No, you saw the kitchen.
(シーズン3第3回「最後の挨拶」)

ジョン:依頼って言ったね。
John: It's for a case, you said?
シャーロック:ああ。
Sherlock: Yep.
ジョン:どういう依頼?
John: What sort of case?
シャーロック:正気の人間なら絶対に受けない依頼だ。
Sherlock: Too big and dangerous for any sane individual to get involved in.
ジョン:僕は要らない?
John: You trying to put me off?
シャーロック:まさか。ぜひ採用したい。
Sherlock: God no. I'm trying to recruit you.
(シーズン3第3回「最後の挨拶」)

クリスマスにシャーロックの実家へ来ていても、ジョンが万一の備えをしていることをシャーロックはわかっている。これぞ相棒!

シャーロック:銃は持ってきた?
Sherlock: Did you bring your gun as I suggested?
ジョン:なんで君の実家に銃を持ってくる必要がある?
John: Why would I bring my gun to your parents' house for Christmas dinner?
シャーロック:コートの中?
Sherlock: Is it in your coat?
ジョン:ああ。
John: Yes.
(シーズン3第3回「最後の挨拶」)

次回はシャーロックとジョンの友情編をお届け。お楽しみに!

『SHERLOCK シャーロック4』はNHK BSプレミアムにて毎週土曜22:00より放送中。

Photo:『SHERLOCK シャーロック』
© Hartswood Films 2010

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