『ブラインドスポット<ファーストシーズン>』4.26ブルーレイ&DVDリリース デジタル配信同時開始

『SUPERGIRL/スーパーガール』カーラ/スーパーガール役の小松未可子にインタビュー!

DCコミックスの大ヒット新作ドラマ『SUPERGIRL / スーパーガール』。アメコミドラマ史上初の女性ヒーローによるド派手アクションだけでなく、主人公カーラの恋や仕事に悩む姿がガールズドラマとしても楽しめる本作。そのカーラ/スーパーガール(メリッサ・ブノワ)の声を担当する小松未可子さんに 本作の見どころやキャラクターの魅力などを語ってもらった。

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――本作のアフレコをされての感想は?

カーラは女性ヒーローなんですけど、地球で思春期を過ごして大人になったので、能力を持っているという以外は普通の女性なんです。その力を人々と街を守るために使おうと決意してから、スーパーガールとして成長していくんですが、心から人々を守るということがすごく難しいなと感じました。全20話のエピソードを通して、カーラのプライベートな部分だけでなく、スーパーガールとしての様々な苦悩が描かれているんです。その中で、スーパーガールとして使命感を背負って、その重圧につぶされそうになるんですが、自分が人々にとって必要な存在であると気づき成長していくんです。自分も演じていくうちに、カーラにも周りの方々にも感化させられて、私も成長させて頂いたなという作品でした。

――小松さんはアニメを中心として声の仕事をされていますが、ドラマの吹替はどうですか?

台本の書かれ方から全然違うんですよね。アニメは台本上にカットナンバーがあって、その状況のことがト書きで説明されていて、その下にセリフがあるんです。吹替は完成された映像がすでにあるから、台本上のト書きの状況説明はセリフを言うためのタイミングの目安として書かれているので、あまり記載がないんですよ。だから、ずっと映像を見ていないと流れをちゃんと追えないので、見る部分がすごく多いですね。映像の後ろの方で役者さんが動いていて、ほとんど声が聞こえないことがあるんです。そんな時も、吹替版として分かりやすくするために、声を入れた方が良いのかとか、細かくチェックするところがあったりしますね。

――そういう点で難しさを感じたことは?

この作品だと、カーラの声と、カーラの義理の姉であるアレックスの声が似ているんですよ(笑)役者さんの声が、すごく似ている時があって、どちらがしゃべっていてもおかしくないということもあるんです。映像上だと、このキャラの口が動いているので、カーラだと思いますということがありました。そういう難しさというのは、作っていく上であるんだろうなと思いますね。

――アニメと比べて、役作りに関してはいかがでしょうか?

吹替の台本には、梗概(こうがい)というその回のあらすじが最初に書かれているんですね。まず、そこからストーリーを理解して、台本だけでセリフの流れを追っています。それから、最終的に映像を見ながら、表情を見て感じるようにしています。だから、台本上の怒っているようなセリフが、映像を見たら笑いながら言っているとかあって、印象が全然違ったりしますね。特に仲間のウィンとの絡みで、それを感じます。ウィンってすごい真顔なのに冗談をすごいテンションで言ったりするんですよ(笑)そのギャップが特にあるのがウィンだと思うので、ウィンとのシーンはよく映像をチェックするようにしています。

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――上司のキャットとの会話も面白いですね。

日本人の感覚とはちょっと違うなと思うのは、キャットとの関係はある意味フレンドリーというか、特殊なんですよね。キャットは絶え間なくしゃべるんです。台本であればキャットのセリフが2ページ分くらいあって、そこにポツンポツンとカーラのセリフが入るんですよ(笑)カーラの良いところでも悪いところでもあるんですが、思ったことは言ってしまうタフな部分があり、キャットに立ち向かうんです。そこがキャットと最初は相性が悪いように見えるんですけど、最終的には良いコンビだなと思いました。私はカーラのそういうスパッと、上司だろうが何だろうが、物おじせず言ってしまうところが好きです。

――カーラの日常とは対極であるスーパーガールのアクションシーンはどう演じていますか?

カーラにとっての痛みというのは、私たちが受けている痛みとは違うと思うんですよね。私もさすがに日常でおなかとか顔を殴られたり、衝撃波を受けたことはないので(笑)想像の範囲内でしかないんですけど、普通に生活していて、ドアにぶつかったりとか、物を足に落とした時の痛みとか、そういう所から想像を膨らませています。戦っているシーンは、私もジムに通っているので、そこで重い物を持ち上げる感覚ってこれかな?とか、息を切らしながら、危機迫ったシーンの状態ってこんな感じかな?とか、そういう部分から想像を膨らませていますね。

――実際に体を動かして演じたりも?

映像を見ていて、無意識なんですけど、殴られた時に自分も顔がガンッて動いていたりするんですよ。他の声優さんも自然にそうなっていたりするんです。シンクロすることで、よりそこが表現できたら良いなとは思います。

――日常のカーラと、スーパーガールになったカーラを演じる際に意識されていることは?

普段は上司のキャットとの関係で、忙しくしていたり、普通の女性としているようにしています。あとは表情が豊かなので、そのあたりもコミカルにしようという意識もありますね。スーパーガールになった時は、顔も真剣で、普段のカーラと違って表情も豊かでは無いんですよ。なので、演じているメリッサさんもそうだと思うのですが、声のトーンを少し落として、強さが出るようにしています。その辺を少しだけ意識して、演じ分けをしています。

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――カーラという女性は小松さんと年齢が近いキャラクターだけに、カーラから影響を受けたりすることは?

そうですね、毎回、こんな服を着ているねと、アフレコ収録の時に声優の皆さんとファッションのことを話していました。特にキャットなんですけど、重たそうなネックレスをしているのが話題になったりとか(笑)収録を重ねるにつれて、皆さんも演じるキャラクターにちょっと似た服を着てくるんですよ(笑)キャット役の宮島さんがキャット風なペンダントをしてきてたりとか、私もカーラと柄が一緒の服だったりとかもありました(笑)もしかしたら、知らないうちに感化されていたりするのかもしれませんね。

――ファースト・シーズンで印象に残っているシーンは?

第16話「レッド・クリプトナイト」ですね。赤いクリプトナイトが原因で、カーラの悪い部分が助長されてしまうんです。いつものカーラとは全く違うキャラになってしまって、悪態をつくし、服装も肌の露出が多くなったりするんですよね。心の弱い部分につけ込まれて、心の隅っこで思っていたことを口に出してしまうというシーンが印象的でした。キャットとしゃべる時は今まで気丈に振る舞ってきた分だけ、感情が爆発するシーンがすごく心に刺さりましたね。そこまで言っちゃって、もとの自分に戻れるのかと思うほどです(笑)特に、このエピソードはキャットとか周りの人に励まされて、1人じゃヒーローになれないんだなと思わされたことが印象的でしたね。

――そんなキャットとの会話では、第1話でキャットから"スーパーガール"と名付けられた時に、"スーパーウーマン"だと反論するシーンがありましたね。小松さんは"ガール"と"ウーマン"の差は何だと思いますか?

アメリカと日本での感覚の違いがあると思うんですけど、個人的には"ガール"は女の子というか、まだあどけない、年齢で言えば10代とか、未熟な女の子というイメージですね。"ウーマン"はどこか自立した大人の女性というイメージがあって、人を救う人としてはそれぐらいしっかりした称号が欲しいと思ったんじゃないかなと思います。きっとスーパーガールとしても、ヒーローとしてもそうでしょうけど、彼女自身が大人の女性になりたかったんだろうなと感じましたね。

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――本作は等身大の女性が描かれていたり、女性も楽しめる作品だと思います。小松さんから見て、女性におすすめしたいポイントは?

やはり恋愛模様じゃないでしょうか。いろいろな恋愛のキッカケというか、この人とうまくいくのかなというシーンが、幾度となく出てくるんです。だけど、フラグが立っては折れて、最終的に誰になるのかという展開で(笑)恋愛の部分で一歩進んだと思ったら、街に事件が起こって、そっちの方がやっとうまくいったと思ったら、恋愛のほうがうまく進まなくなったりするんですよね。

――小松さんと重なる部分もありますか?

恋愛とヒーロー活動の関係は、私の仕事とプライベートみたいなところにつながるのかなと思いました。仕事や恋愛をする普通の女性としてもですが、スーパーガールという非日常も、彼女にとっては、ある意味で生きる道なんです。仕事では上司との関係は共感しやすいですし、恋愛では、登場する男性の中で誰と一緒にいるのが、彼女にとって幸せなんだろうかとか(笑)自分も誰かに置き換えて考えやすいというのが、見やすいポイントだと思いますね。

――それでは、最後にファンの方へメッセージをお願いいたします。

今までスーパーマンを見てきた方も、初めてスーパーガールを知ったという方も、どちらも知っていた方は、ニヤッとするシーンがありますし、知らなかった方は一つのヒューマンドラマとして、そしてヒーローものとして、いろいろな楽しめる要素があります。どの世代の方が見てもいろいろな視点から楽しめる作品でもあります。特にDCコミックス・ファンの方には、クロスオーバー・エピソードがあるなど、本当にいろんな要素がギュッと凝縮されて楽しめる作品になっていますので、ぜひ楽しんで見ていただけると嬉しいです。

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『SUPERGIRL/スーパーガール<ファースト・シーズン>』
デジタルセル先行配信中
8月10日DVDレンタル&デジタルレンタル配信開始
9月14日コンプリート・ボックスリリース
ブルーレイ ¥16,200+税/DVD ¥14,300+税
ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

Photo:『SUPERGIRL/スーパーガール』
(C)2016 Warner Bros. Entertainment Inc. SUPERGIRL and all related pre-existing characters and elements TM and cDC Comics based on characters created by Jerry Siegel & Joel Shuster. SUPERGIRL series and all related new characters and elements TM and cWarner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.

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ライタープロフィール

豹坂
豹坂

海外ドラマが好きすぎてIT業界から海外ドラマのライターに。海外映像作品の日本語制作で用語監修も手がけています。

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